栃木県議会議員 たかはし修司(小山・野木選挙区選出 3期)
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2012年1月23日月曜日
那須塩原市長に阿久津氏 激戦114票で初当選 (下野新聞 1月23日)
栗川仁市長の死去に伴う那須塩原市長選と同市議補選(欠員1)は22日投開票され、市長選は新人で前県議 の阿久津憲二氏(68)=無所属=が、同じく新人で前副市長の君島寛氏(63)=無所属=を114票の僅差で破り初当選した。市政の「変革」を訴え、市長 給与カットなどの行財政改革を打ち出した阿久津氏が、市政の「継承」を掲げた君島氏との「無所属市民党」対決を制した。当日有権者数は9万3646人、投 票率は50・12%で、同市発足直後に行われた2005年の市長選の59・01%を8・89ポイント下回った。
阿久津氏は早急な放射能対策推進などのほか、市長給与3割カット、市長退職金ゼロといった行財政改革、脱原発に向けた自然エネルギー推進など、み んなの党のアジェンダ(政策課題)を多く取り入れた公約を掲げた。同党代表の渡辺喜美氏も連日地元入りし全面支援。阿久津氏の地元黒磯地区のほか、渡辺氏 の地元西那須野地区でも支持を拡大した。
君島氏は放射能対策、18歳までの医療費無料化、産廃施設立地阻止、環太平洋連携協定(TPP)反対などを公約の柱とし、約40年間の行政経験を 強調。栗川氏の支持者や自民党の地元県議が支援したほか、上野通子氏、三原じゅん子氏ら同党国会議員も応援に入ったが、及ばなかった。
午後11時30分ごろ、同市末広町の選挙事務所に当選の一報が入ると、阿久津氏は支持者に手を振って応え「114票差という結果を謙虚に受け止め る。約束した公約を貫き通したい」と力説。渡辺氏は「僅差ではあるが那須塩原を変えたいという方に軍配が上がった」と喜びを表した。
君島氏は午後11時30分過ぎ、同市東小屋の選挙事務所で支持者を前に「私の不徳の致すところで申し訳ない」と敗戦の弁を述べた。
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