2012年1月15日日曜日

県税収入2000億円割れへ 本年度、23年ぶりの低水準 (下野新聞 1月14日)


 2011年度の県税収入は、一般会計当初予算額(2030億円)を下回り、2000億円台を割り込む見通 しとなったことが13日分かった。東日本大震災や円高の影響などで企業業績と個人消費が落ち込んだことが主な理由。2000億円割れなら1988年度 (1987億円)以来、23年ぶりの低水準となる。2月9日の発表に向け編成作業中の12年度予算案にも影響を与えそうだ。
 県税務課によると、11年度4~11月の県税収入は前年同期比2・8%減の1351億4400万円。法人事業税が2・7%減の207億4700万円となったほか、地方消費税などの落ち込みが大きかった。
 本県の歳入の柱となる県税収入は、89年度に2155億円と初めて2000億円を突破し、2007年度には過去最高の2825億円に達した。しかし08年度以降はリーマンショック後の世界同時不況などにより、減少傾向が続いていた。

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