生活相談や安否確認などのサービスを提供する「サービス付き高齢者向け住宅」について、県は2016年度
までの5年間に県内で3000戸の登録を目標とする方針を固めた。現在の約14倍に増やす。策定中の「県高齢者居住安定確保計画」素案に盛り込み、12日
に宇都宮市内で開いた有識者による同計画策定懇談会で示した。年間600戸ペースで登録を増やし、高齢者の多様なニーズに合った住宅の確保を目指す。
県住宅課によると、県内のサービス付き高齢者向け住宅の登録数は昨年末時点で222戸。
08年に県が実施した住生活総合調査で、60歳以上の3273世帯が住み替え先としてサービス付きの高齢者向け住宅を望んだ。一方、事業者などからの運営に関する相談が既に約600戸分寄せられており、県は需給のバランスを考慮して登録目標を設定した。
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