2011年8月30日火曜日

県北3市町も不検出 コメ放射性物質検査(下野新聞 8月30日)


県農政部は29日、2011年産の県産米モニタリング検査の予備検査(収穫前検査)で、大田原市、那須塩原市、那須町、西方町の玄米から放射性物質は検出されなかったと発表した。
西方町は24日、大田原市、那須塩原市、那須町は26日に玄米のサンプルを採取した。対象は旧市町村単位ごとに大田原11カ所、那須塩原8カ所、那須町4カ所、西方町1カ所の計24カ所。玄米は県農業試験場などで検査した。
大田原、那須塩原、那須の3市町は9月5日に本検査(収穫後検査)を実施する予定。結果は7日にも判明する見通しで、国の基準値を下回れば農家への出荷や販売の待機要請が解除される。
3~4月に実施した水田土壌調査では、那須塩原市で3130ベクレル、大田原市で2014ベクレルを検出するなど、県北を中心に放射性セシウムが高い傾向があった。
このため同部は今回のコメ検査では、サンプル採取地を旧市町ごとに増やすなどして調査している。県内のコメからはこれまで放射性物質は検出されていない。
4市町の予備検査地点(旧町村)は次の通り。
大田原市(大田原町、親園村、野崎村、佐久山町、金田村、西那須野町、湯津上村、黒羽町、川西町、須賀川村、両郷村)▽那須塩原市(黒磯町、鍋掛 村、東那須野村、高林村、西那須野町、狩野村、塩原町、箒根村)▽那須町(那須村、伊王野村、芦野町、鍋掛村)▽西方町(西方村)

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