2011年10月5日水曜日

県南で大規模土地改良 国に地区調査申請 (下野新聞 10月4日)


  思川と巴波川、渡良瀬遊水地に囲まれた地域の農地を洪水から守るのを目的に、県は3日までに小山、栃木、野木の3市町にまたがる約3300ヘクタールを対 象に、国営土地改良事業の「地区調査」を国に申請した。事業が採用されれば、老朽化した排水設備の更新や排水路整備に100億円以上が投じられる。
 両河川が渡良瀬川に合流する最下流部のこの地域の農地は、これまでたびたび洪水に見舞われてきた。大雨が降ると自然排水が困難になり、排水機によ る機械排水に頼らなければならないこともある。地域内には3カ所の排水機場があるが、築造後40年以上経過した施設もあり、老朽化への対応が急がれてい た。
 このため、地元の土地改良区から要望を受けた3市町長は、福田富一知事に地区調査実施の要望書を提出していた。
 県は国に地区調査を申請するに当たり、現時点での事業概要を地区内3カ所の排水機場の更新と、総延長13・2キロの排水路整備を想定。国営事業費として100億円、関連事業費として16億円を見込んでいる。
 地区調査は2012年から2年間かけて実施される予定。国が県と市町、土地改良区の事業実施の意向を確認した上で、14年に全体実施設計を策定する。対象地域の受益者(主に耕作者)の同意が得られれば、15年にも事業実施に着手することになる。

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